オプションは、買い手がプレミアムと引き換えに、行使義務を伴わない所定の権利を得る契約です。売り手はプレミアムを受け取り、対応する契約上の義務を負います。
コール、プット、権利行使
コールは原資産を権利行使価格で買う権利、プットは売る権利です。差金決済型契約では、決済式に基づく相当額を支払います。アメリカン型は満期前の行使を認め、ヨーロピアン型は満期時のみ認めます。これは行使ルールの名称で、取引者の所在地ではありません。
契約にはサイズ、満期、決済通貨、行使手続きも定められます。暗号資産オプションの条件は一律ではありません。
価格とリスク
プレミアムは原資産価格、権利行使価格、残存期間、インプライド・ボラティリティなどを反映します。そのため原資産が有利に動いても、購入したオプションはプレミアムと費用を差し引くと損失になる場合があります。
単独で保有する全額支払い済みの買いオプションでは、手数料を除くオプション自体の損失はプレミアムに限られます。売りのリスクは異なり、裸のコール売りの損失は理論上無制限で、プット売りも多額の損失になり得ます。複数ポジションの戦略では全体の損益構造が変わります。