ポジションモードは、同じ契約のロングとショートをどう記録し、注文がそれらにどう作用するかを決めるデリバティブの設定です。一般的な選択肢はワンウェイモードとヘッジモードです。
相殺するか、方向別に分けるか
ワンウェイモードでは、反対方向の取引がまず既存ポジションを減らし、超過分があれば逆方向のエクスポージャーを作ります。ヘッジモードでは、代わりに別の反対方向ポジションを新規に建てる指示ができます。決済時は減らす側を指定する必要があります。
例えば3単位のロングで1単位を売ると、相殺方式では2単位のロングが残ります。ヘッジモードで売りを明示的にショート新規とすると、3単位のロングと1単位のショートを持ちます。同じ仕様のリニア契約なら純方向エクスポージャーはどちらも2単位ですが、記録は異なります。
証拠金モードとは別
ポジションモードだけでは、担保を分離するか共有するかは決まりません。証拠金要件、レバレッジ設定、強制清算の扱いは、証拠金方式と商品ルールにもよります。
ポジションや注文が残る間は切り替えを制限する場合があり、対応も契約ごとに異なります。有効なモードと、新規・決済・リデュースオンリーの意図を確認すると、意図しない追加や反転を避けやすくなります。