マーク価格は、デリバティブのポジション評価やリスク管理に使う計算上の参照価格です。契約市場の単発・異常な約定への依存を減らすためのものですが、すべての価格・データリスクをなくすことはできません。
算出の仕組み
取引所は指数価格にベーシスや資金調達の調整、平滑化した市場情報などを組み合わせる場合があります。商品によって式は異なり、データ停止や異常市場では代替ルールが働くことがあります。
指数価格は原資産市場の参照値で、マーク価格は契約の評価方法を適用したものです。最終価格は直近約定を示します。同時点でも三つは異なり得ます。
用途と限界
マーク価格は含み損益、維持証拠金計算、強制決済判定に使われる場合があります。別の基準で損益を表示する画面もあるため、計算名を確認します。クロスマージンの強制決済は口座全体のリスクにも依存する場合があります。
マーク価格はその値で売買できる提示ではありません。実際の退出結果は約定と費用で決まります。そのため、最終価格で発動するストップ注文と、マーク価格を監視する強制決済は異なる動作をすることがあります。