レバレッジ比率

更新日時 2026年9月24日

一言でいうと

レバレッジ比率は、所定の市場エクスポージャーを、それを支える証拠金や純資産と比較する指標です。

レバレッジ比率は、市場エクスポージャーを、それを支える証拠金や純資産と比較します。デリバティブでは通常5倍、10倍などで表しますが、比較前に分子と分母を定義する必要があります。

設定値と実効レバレッジは異なり得る

選択したレバレッジ設定は、通常、当初証拠金要件を決めます。一方、実効レバレッジは、現在の対象純資産や担保額に対するエクスポージャーを測ります。追加担保、未実現損益、ほかのポジションにより、口座の実効レバレッジは設定値と異なることがあります。

単純化して、想定元本5,000を純資産500で支えるなら比率は10倍です。同じエクスポージャーで純資産1,000なら5倍です。例では通貨評価を統一し、コストと評価の割引を除いています。

強制清算の計算式ではない

比率が高いほど、同じ値動きが支える資本に対して大きな変化となります。同じポジション数量であれば、比率だけが取引利益額を増幅するわけではありません。

清算の発生は維持証拠金、担保評価、手数料、口座構造で決まります。比較には、総エクスポージャーと純エクスポージャーの扱いも統一する必要があります。反対ポジションは方向性リスクを減らせても、資金調達、流動性、担保のリスクすべては消せません。