バックワーデーション

更新日時 2026年9月24日

一言でいうと

バックワーデーションは、先物が現在の現物より低い状態、または期先が期近より安い右下がりの曲線を指します。

バックワーデーションは、先物が現在の現物価格より低い状態、または期先が期近より安い右下がりの先物曲線を指します。観測される価格関係です。解釈する前に、現物参照値、限月、観測時点を明示します。

即時のエクスポージャーが高くなる理由

仮に一単位の現物が 100 USDT、期近が 98 USDT、期先が 95 USDT なら、この並びはバックワーデーションです。現物が 95 USDT へ下落する必要性も、安い先物を買えば利益になる保証も示しません。

現物商品では、足元の供給不足や利用可能な在庫を持つ便益が要因になり得ます。暗号資産でも、資金調達制約、流動性、現物と先物の需要の偏りが反映されます。安い先物気配だけでは、主因は分かりません。

保有期間全体で考える

高い期近から安い期先へロングをロールすると、ほかの条件が同程度なら曲線構造の恩恵を受ける場合があります。ただしロール効果は総成績の一部にすぎません。

不利な現物変動、スプレッド変化、費用、証拠金圧力がそれを上回る場合があります。保有中に曲線が変わることもあります。現金決済先物の最終収束は指定参照値に結び付き、別の現物市場ではベーシスリスクが残り得ます。