契約乗数

更新日時 2026年9月24日

一言でいうと

契約乗数は、表示価格や価格変化をデリバティブ契約が表す価値へ換算する係数です。

契約乗数は、表示価格や価格変化をデリバティブ契約の価値へ換算する係数です。一契約当たりの原資産数量や、指数一点当たりの通貨額で示される場合があります。数値と同じくらい単位が重要です。

価格の点数から金額へ

仮にリニア型指数契約の乗数が一点当たり 2 USDT なら、指数 1,000 で一契約は 2,000 USDT の想定元本です。十ポイント上昇すると、費用や調整前でロング一契約に 20 USDT の利益、ショートには同額の損失が生じます。

複数契約では金額も契約数に応じて増えます。レバレッジ設定を変えても乗数は変わりません。レバレッジはエクスポージャーと、それを支える証拠金の関係を変えます。

掛け算の前にペイオフを確認する

契約サイズと乗数は、同じ換算を別の観点から示す場合も、別々の仕様欄に記載される場合もあります。単位を理解せず両方を掛けると、換算を二重に行うおそれがあります。

上の単純な価格差計算は、仮定したリニア型だけに当てはまります。インバース型は価格の逆数を使い、オプションには独自のプレミアムとペイオフの慣例があります。乗数は規模を決めますが、それだけで方向、リスク、決済方法は分かりません。