ヘッジモードは、同じ契約のロングとショートを別のポジション記録として併存させる設定です。適切な新規注文の指示を使う限り、一方を建てても他方が自動的に決済されることはありません。
方向と動作の両方が重要
同じ売りでも、ショートの新規とロングの決済を区別する必要があります。同様に買いは、ロングの新規にもショートの決済にもなります。画面やAPIでは、意図する動作を識別するため、ポジション方向や新規・決済の項目を明示的に指定する場合があります。
この分離は、異なる戦略や段階的な決済の管理に役立ちます。一方で、純エクスポージャーだけでなく、各側の数量、エントリー参照価格、保護注文を追跡する必要が生じます。
反対ポジションにもリスク管理が必要
同じリニア契約の同量のロングとショートは、方向性の価格感応度を相殺できますが、既存損失や取引コストは消えません。資金調達料の扱いや相殺は、対応するポジションとプラットフォームのルールによります。
証拠金モードは別に考える必要があります。一部の分離方式では、反対側に利益があっても損失側が強制清算される場合があります。共有証拠金では扱いが異なり得ます。ヘッジモードだけで保護や必要担保の削減が保証されるわけではありません。