出来高加重平均価格(VWAP)は、定めた区間に各価格で取引された数量に応じて平均を求めます。すべての価格を等しく扱う平均と異なり、出来高の大きい観測値ほど強く影響します。
出来高で加重する計算
個々の約定では、価格に数量を掛け、その合計を総数量で割ります。10ドルで1トークン、14ドルで3トークンが取引されると、総額52ドルを4枚で割った13ドルがVWAPです。この例は手数料を含みません。
チャートでは各足の高値・安値・終値の平均などを代表価格とし、その足の出来高を掛ける方法もよく使います。この近似値は、全約定を使った計算と異なる場合があります。
累積区間の選択
VWAPはセッションごとにリセットしたり、別の基準点から累積したりします。暗号資産は連続取引されるため、比較時にはリセット時刻、タイムゾーン、取引所、データソースを確認する必要があります。
価格の目安や執行評価の基準として使われます。VWAPより上とは過去の加重平均より上という意味で、現在上昇中とは限りません。VWAPは実際の取引に遅行し、その価格での約定や将来の反転を保証しません。