アイスバーグ注文は、大きな予定注文の一部だけをその都度市場に表示します。残りの数量は次の部分が出されるまで表示せず、板から見える取引予定数量を限定します。
表示部分と補充
1,000トークンを売りたいトレーダーが、表示数量を100に設定したとします。単純な実装では最初に100を売りに出し、その部分が約定すると次の100を出します。全数量の完了か戦略の停止までこれを繰り返します。一部約定や補充のルールは実装によって異なります。
取引所が一つの注文内に非表示の予備数量を持たせる場合も、別々の子注文を送るアルゴリズムを提供する場合もあります。そのため、価格設定、待ち順の優先順位、取消し動作、メイカー・テイカーの扱いは商品ごとに確認する必要があります。
表示を減らしても価格影響は残る
分割によって同時表示数量は減らせますが、繰り返す補充や成立した取引から大きな取引パターンが推測される場合があります。取引全体が価格を動かす可能性も残ります。
アイスバーグは表示する部分を軸に執行し、TWAPは時間の予定に沿って執行します。どちらも完了や有利な価格を保証しません。戦略の変更・停止時には累計約定数量と残った注文を確認します。