清算価格は、デリバティブの決済義務を計算するため契約で定める基準価格です。直近の約定価格をそのまま使うとは限らず、指定された取引、指数、公表済みの算出方法に基づきます。
日々の清算と最終決済
日々の清算価格は、未決済の先物ポジションの定期的な損益や支払義務を計算するために使われます。その処理でポジションが必ず閉じられるわけではありません。
最終清算価格は、満期や契約で定めた終了時点で使われます。差金決済契約では、原資産の引渡しに代わる最終支払額の計算に用います。金額は契約サイズ、売買方向、損益計算式にも依存し、リニア型とインバース型を同じ式で扱えません。
他の価格との違い
直近約定価格は成立した売買の記録です。マーク価格は、含み損益やリスク管理などに使う評価基準です。清算価格は決済処理用であり、両者と一致する必要はありません。
観測時間帯、参照市場、丸め、代替手順は商品ごとに決まります。すべての暗号資産デリバティブに共通する式や時刻はなく、その価格で注文が実際に約定できたという保証でもありません。