ROEは自己資本利益率を意味します。レバレッジ取引では、定められた証拠金額に対するポジション損益の割合を示す際によく使われます。実際の分母を確認する必要があり、ポジションの収益率が口座全体の収益率と一致するとは限りません。
分母で割合が変わる
単純化すると、ROEは損益を証拠金で割り、100%を掛けた値です。利益20、基準となる証拠金100ならROEは20%です。同じ利益でも証拠金が200なら10%になります。これらの例では手数料、資金調達料、その他の調整を除いています。
レバレッジを変更すると、同じポジションの損益額を変えずに、表示収益率に用いる証拠金が変わることがあります。割合が大きくなっても、稼いだ金額が増えたとは限りません。
同じ条件で比較する
プラットフォームはROE、ROI、損益率などの名称を、異なる定義で使う場合があります。分子が実現損益か未実現損益か、評価価格は何か、コストや手数料の留保額を含むかを確認します。
ポジションのROEは、ドローダウン、強制清算までの距離、成果を得るために負ったリスクも測りません。入力値によって意味が決まる収益比率です。