高値の切り上げは HH とも略され、価格の高値が直前の比較可能なスイング高値を上回ることです。チャートの相場構造で選んだ高値同士の関係を表し、史上最高値の更新を意味するとは限りません。
高値同士を比較する
トークンが 50 まで上昇し、45 に下落した後、新たなスイング高値 55 を付けたとします。過去に 100 で取引されたことがあっても、2 番目の高値は 50 に対する高値の切り上げです。高値と安値が繰り返し切り上がるのは上昇トレンドの一般的な特徴ですが、高値が一度切り上がっただけでは持続的なトレンドは確立しません。
分析では時間軸とスイングの選定方法を明確にする必要があります。時間足の小さな高値は、日足の下降トレンド内にある場合があります。後続のローソク足を使う手法では、転換点をその場で確定できません。
相場構造の読み方
高値の切り上げは、各上昇局面の比較や以前の抵抗帯の把握に役立ちます。ただし、前の高値を一時的に上回った後、反転する場合もあります。ヒゲの極値を使うか終値を使うかを統一すれば、結果を見てから比較基準を変えることを避けられます。この形だけでは、買い手の正体、資産価格の妥当性、次の高値の水準は分かりません。