保ち合いは、価格変動が比較的小さくなり、一方向への継続的な進行が止まる局面です。大きな上昇や下落の後、買いと売りの圧力がより均衡した際によく見られます。観測された値動きを示す言葉であり、資産の適正価値や全参加者の意図を確定するものではありません。
チャートでの見え方
価格はおおむね水平な支持線と抵抗線の間を動いたり、狭いチャネルを緩やかに進んだり、幅が縮まる形状になったりします。出来高が減る場合もありますが、必須ではありません。範囲や継続期間は資産とチャートの時間足次第です。時間足での小休止が週足ではほとんど見えないこともあります。
次の方向は確定しない
トレーダーは範囲外への動きを見ますが、保ち合いの後は元のトレンドの継続も反転もあり得ます。一時的に境界を越えても失敗し、内側へ戻る場合があります。出来高増加は判断材料を加えますが、その後の継続を保証しません。範囲が維持されると想定した戦略は終了時に損失を受け、ブレイクを予想した戦略はだましに巻き込まれる可能性があります。