中央銀行デジタル通貨(CBDC)

更新日時 2026年9月24日

一言でいうと

中央銀行デジタル通貨は、中央銀行の債務として発行され、その通貨単位で表示されるデジタルマネーです。

中央銀行デジタル通貨は、中央銀行の債務として発行され、その通貨単位で表示されるデジタルマネーです。発行主体との関係が商業銀行預金や民間発行ステーブルコインとは異なります。三者がすべてアプリ内の残高として表示されても、この違いは残ります。

リテールとホールセール

リテール型CBDCは家計や企業の利用を想定し、ホールセール型は決済や証券取引などで適格金融機関が使います。アクセスや流通に仲介者が関わる場合もあり、中央銀行の債務であることは全利用者が中央銀行に通常の口座を直接持つことを意味しません。

技術と債権の性質は別

CBDCは異なる台帳構成を採用でき、公開ブロックチェーン、マイニング、自由参加を本質的に必要としません。発行は法的枠組みの中で通貨当局が担います。デジタル化だけで、独立したガバナンスを持つ暗号資産になるわけではありません。

設計の選択が利用に影響する

プライバシー、本人確認、保有上限、利息、支払機能は法域と実装次第です。提案、試験、一般提供は別の段階です。決済上の利点は、運用の強靱性や銀行の資金調達への影響と併せて考えます。同じ名目通貨単位でも購買力は保証されず、インフレで買えるものが減る場合があります。