ブロック取引とは、市場の適用ルールに従い、通常の板による約定とは別に条件を交渉する大口取引です。大きなポジションの取引方法を指し、ブロックチェーンのブロック内にある取引という意味ではありません。
取引の進め方
買い手と売り手は、必要に応じてブローカーや見積依頼サービスを介し、資産、数量、価格、決済条件を合意します。板の複数価格帯の注文を一度に消費することを避けられますが、見積価格にディーラーのスプレッドが含まれる場合があります。有利な価格や市場インパクトの解消は保証されません。
最低規模や参加資格は商品と市場によって異なります。暗号資産全般に共通するトークン数や金額の基準はありません。上場デリバティブにも、通常の約定処理とは別の正式なブロック取引制度があります。
報告と決済
相対交渉でも、報告不要とは限りません。例えばCMEの規則には報告と清算の要件がありますが、そのまま他のサービスに適用できるわけではありません。
決済前には、相手の履行能力や合意した受渡手続きが重要です。保管、担保、清算の仕組みでリスクは変わりますが、規模の大きさ自体は保護になりません。交渉成立と、資産や債務の最終的な移転は区別する必要があります。