定義
売りの壁は、周辺より目立つ規模の売り提示の集中です。表示数量には多くの注文が合算されるため、大きな壁が必ずしも1人の大口保有者を示すわけではありません。累積板厚チャートでは売り側の急な立ち上がりとして見えます。
仕組み
買い注文がその価格に達すると、利用可能な売り数量と約定します。売りが残る限り、それを消化しなければより高い売値へ進めません。そのため潜在的な抵抗帯と呼ばれます。ほかの売り手が壁より下に注文を置き、見える供給分布が変わる場合もあります。
注意点
壁は約定だけでなく取消でも消え、新規注文で補充されることもあります。存在するだけで下落やその価格以下での推移を保証しません。表示注文は完了した売却ではありません。実際の約定による変化と撤去を区別し、複数価格が1つの表示帯にまとめられていないか確認します。