無期限先物DEXでは、ブロックチェーン上のプロトコルを通じてデリバティブのロングまたはショートのポジションを建てられます。契約に所定の満期はなく、参照する資産の所有権ではなく価格変動へのエクスポージャーを得ます。担保がポジションを支え、決済と清算にはプロトコルのルールが適用されます。
取引と資金調達料
トレーダーは対象となる担保を預け、ポジションの規模を選びます。レバレッジは証拠金に対するエクスポージャーを増やし、証拠金に対する利益と損失の両方を拡大します。資金調達料の仕組みでは通常、一方から徴収して他方に支払い、無期限先物価格を参照市場に近づけます。料率や支払い方式は異なります。
注文板で注文を照合するシステムもあれば、流動性プールを相手に取引するものもあります。決済がオンチェーンでも注文照合はオフチェーンの場合があります。証拠金計算や清算に使うオラクル価格や指数価格は、直近の約定価格と異なることがあります。
分散化には複数の側面がある
ウォレットで利用できても、未決済ポジションを支える担保を自由に引き出せるとは限りません。証拠金不足により強制的なポジション縮小や決済が起こり得ます。
取引手数料、資金調達料、スリッページ、ネットワーク費用は損益に影響します。コントラクトの脆弱性、不正確な価格情報、運営ノードの停止、アップグレード権限もリスクになります。資産管理、注文処理、ガバナンスの仕組みによって、利用者が実際に持つ制御権は変わります。