ERC-1155は複数種類のトークンを含むコントラクトの共通インターフェースを定めます。各IDは独自の残高を持ち、供給量やメタデータも個別に設定できます。種類ごとに別のコントラクトを展開せず、代替可能な品、一点物、その他の構成を表現できます。
IDと数量の組み合わせ
ゲームでは交換可能なポーションに一つのID、一度だけ発行する剣に別のIDを割り当てられます。アカウントはポーションIDを五単位、剣IDを一単位持つ、と記録できます。IDがあるだけで各単位が唯一になるわけではなく、同じ種類の単位は相互に代替可能な場合があります。
複数種類を一度に移転
一括送信は、同じコントラクト内の一操作で複数IDと数量を移します。重複する取引処理を減らせますが、実際のガス節約は実装と処理内容によります。標準の安全な送信では、受信コントラクトが所定の受領動作を実装する必要があります。
権限と実装のリスク
規格のオペレーター承認は、そのコントラクト内で保有者が持つ全種類の管理を許可できます。表示中の一品だけへの許可と誤解してはいけません。ERC-1155自体は、変更できないメタデータ、固定供給、真正性、特定の市場価値を保証しません。