ダイバージェンス

更新日時 2026年9月24日

一言でいうと

テクニカル分析のダイバージェンスは、価格の動きが対応する指標の動きによって裏付けられない状態です。

ダイバージェンスは、価格の動きと、RSIなどのモメンタム指標との不一致です。トレーダーは対応する価格の波と指標の波を比較し、モメンタムが観察されたトレンドを支えているかを評価します。比較するのは方向と構造であり、二つの尺度の数値的な距離ではありません。

通常のダイバージェンスを読む

通常の強気のダイバージェンスは、価格の安値が切り下がる一方、指標の安値が切り上がる場合に現れます。例えば、価格の安値が100から95へ下がり、対応するRSIの安値が25から32へ上がるケースです。下落モメンタムが弱まっている可能性を示します。

通常の弱気のダイバージェンスは逆で、価格がより高い高値を付ける一方、指標の高値が切り下がり、上昇モメンタムの弱まりが示唆されます。

注意信号であり時期の予測ではない

ダイバージェンスは、反転の発生や時期を確定しません。強いトレンドは、繰り返しダイバージェンスが出ても続く場合があります。時間足、指標設定、比較する転換点の選択によって解釈も変わります。

価格構造、出来高、市場全体の状況が追加の判断材料になります。同じ価格から計算した複数の指標は、独立した証拠とは限りません。ダイバージェンスだけで完全な取引計画が決まるわけではありません。