委任型プルーフ・オブ・ステーク(DPoS)

更新日時 2026年9月24日

一言でいうと

委任型プルーフ・オブ・ステークは、トークンに基づく投票でブロックを生成する代表者を選ぶコンセンサス設計です。

委任型プルーフ・オブ・ステーク(DPoS)は、トークンやステークに結び付いた投票権でブロック生成者の集団を選びます。代表者は割り当てられたコンセンサス業務を行い、他の参加者はブロックがネットワークの規則に従うか検証できます。

投票から生成者の選出へ

資格を持つ保有者が候補を支持し、プロトコルは選挙規則に従って稼働中の生成者集合を更新します。生成者はブロックを組み立て、署名します。投票者は支持先を変更できますが、稼働中の集合へ即座に反映されるとは限りません。TRONでは選ばれた生成者をスーパー代表と呼び、他のネットワークではウィットネスなどの名称を使います。

委任の意味は一つではない

DPoSは生成者の選出方式を表します。バリデータへのステーク委任やステーキングサービスの利用だけで、すべてのPoSネットワークがDPoSになるわけではありません。投票の重み、候補資格、報酬分配、罰則、出金規則は実装ごとに異なります。

参加と集中

生成者を限定すると調整が簡単になり、頻繁なブロック生成を支えられます。一方、投票権や運営権限の分布が重要になります。大口保有者、カストディ業者、低い投票率、協力する生成者が影響力を集中させる可能性があります。投票による交代は責任を問う仕組みであり、検閲、談合、停止を防ぐ保証ではありません。