過去最安値(All-Time Low、ATL)は、調べている取引履歴の中で記録された資産の最低価格で、過去最高値の反対です。より低い有効な価格が観測されると、新しい ATL が以前の記録を更新します。
履歴と表示通貨が重要
年初来安値や年間安値が ATL とは限りません。さらに古い取引に低い価格があるかもしれないためです。また、米ドル建ての安値とビットコイン建ての安値は異なり得ます。個別の約定、日足終値、集計価格のどれを使うかでも記録は変わります。
初期の私募価格を公開市場の約定価格とそのまま比較することはできません。履歴の範囲、異常な取引、トークンの単位変更はデータサービスの公表値に影響します。正確な ATL の説明には、参照元と測定基準を添える必要があります。
記録は下限ではない
1 米ドルから 0.20 米ドルの最安値に下落したトークンが、さらに 0.10 米ドルへ下がる可能性もあります。これは追加で 50% の損失です。この仮定例では取引費用を除いています。
ATL だけでは、プロジェクトが失敗しているのか、資産が割安なのか、反発するのかは判断できません。下落の背景と利用可能な取引流動性は、別に検討すべき事項です。